Passion Online〜キリストと友に〜

 基本的には、数人同士の対戦となるアクションゲーム。


 マップは複数用意されており、ユーザー達が任意に選ぶことが出来る。
 時間的には、1試合10分程で終わるように調整されていて、テンポ良く進める事が出来るのだ。


 ゲームが開始されると、パーティーの近くに十字架とそれを背負ったキリストが出現する。
それらを、マップに示された目的地まで運ぶ事が目的。
それに加え、運ぶだけではなく、全員がその場所へ辿り着かなければならない。


運び方はいたって簡単だ。
キリストは、勝手に歩き出してくれる。
しかし、鞭打ちの刑をした後という設定なので、かなり鈍い。
そこで、キリストが背負っている十字架の近くに寄ると、自らも背負って一緒に運ぶことが出来る。
もちろん人数をかけて運ぶと、運ぶ速さが上がるのは言うまでも無い。


逆に、運ばない人は、相手の邪魔をしにいける。
邪魔といっても、相手の体力を減らしたり*1、障害物を進む道に持ってくるといったもの。
もちろん、そのままの格好で邪魔をしにいってもいいが、近くにいる観客の衣装を奪い、変装して近づくことも可能。


体力がほとんどなくても、十字架を持つ力や歩く力はある。
ただ、体力ないと歩くのが遅かったり、逆に十字架を運ぶために、邪魔になったりする。


目的地まで辿りついたら、自分達の手で、キリストを釘で十字架に貼り付け、高々と掲げると、勝利となる。
1試合終わると、負けたチームは、キリストになる一人を選ぶことになる。
そいつを勝ったチームが鞭打ちの刑にすることが出来る。
鞭打ちといっても、先のほうに鍬みたいなのがついていて、肉を削ぎ落としたり出来るわけだが。
鞭打ちされたプレイヤーは、キリストなので、そいつらを許す。
隣人愛精神だ。
決して、次の試合でうらみを晴らしたりしてはいけない。


鞭打ちされたプレイヤーは、次の試合は、キリスト役となり十字架を運ぶのだ。
キリストというのは、茨の冠を付けているのですぐにわかる。


貼り付けられたキリストは、復活するので、次の試合は完全回復で開始される。
勝った側は、聴衆が増えていく。




学校の課題で提出したレポートの一部です。*2
先生には、受けが良かったようで、お褒めの言葉を戴いたので、公開してみる。

*1:殺すと表現しないのは、意図がある。このゲームは、体力が無くなる=死=という概念を無くしたからだ。

*2:レポートでは、適当に書いてたので文章に変な場所があったので、一部修正