第七回読書感想シリーズ

DATE:2004/06/24/18:30 PLAN:コズミック(上)/清涼院流水 読始

コズミック流 (講談社文庫)

コズミック流 (講談社文庫)

DATE:2004/07/01/08:30 PLAN:コズミック(上) 読完

明らかに今までの小説とは違う。誰が犯人かは関係なく、殺されるのは誰なのかに期待してしまう。一つ一つの密室に濃いドラマがあり、色々な感情が揺さ振られる。正に至極の一品だ。

余談

初めて感想らしい感想を書いてますね。
流水大説をこれから読んでいくうえで、やはりここから始めるのが筋だろうということで、心して読みました。
清涼院流水と出会ったのは、何度も引き合いに出すがファウストvol1でした。
へーこういう人がいるんだ程度でしたが、ファウスト紙上の人生成功学を読んで、うまい文章を書くもんだなぁと思い、彼の小説を読んでみようと思ったわけです。
この本探偵が推理する訳でもなくひたすらショート殺人事件を描いていくんですが、マンネリさせないで一つ一つが色々な書き方で書かれてる。
開幕ストレートと言った感じ。